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          (一社)全国さく井協会とサッポロホールディングス株式会社は、共同で 
        宮城県牡鹿郡女川町女川駅前広場にコミュニティー井戸(災害対策用井戸) 
        を設置、平成28年3月24日完成引渡式が行われました。 
         この井戸は、平時は広場の芝生の管理等の用水として(動力ポンプ使用)、 
        災害時は手動で水を汲み上げ、生活用水として活用することができる設備 
        です。 
         
         式で須田善明女川町長は「町には昔から井戸を使う文化があり、今回の 
        災害時にも町民が沢より生活用水を引き込むための樋を作るなど水との付 
        き合いは深い。そこに井戸ができたことにより防災、子供達に水の大切さ 
        を学ぶ教育の場として駅前のイベントなど様々な場面で活用していきたい」 
        と謝意を述べられました。
         
         
         当協会 知久明副会長は「私達の調べでは、震災で使用不能になった 
        井戸は全体の2%であり、昔から言われている“井戸は地震に強い”が 
        証明された形になった。この井戸が復興の一助となるとともに、改めて 
        水の大切さを考える契機になれば」と語りました。 
         
         除幕式の後、手押しポンプによる汲み上げ、動力ポンプにより汲み上げ 
        た水を散水栓により芝生への水撒きを行い完成を祝いました。 
         
         この事業は当協会会員の協賛を受けて行ったものです。殊に現地との 
        打合せ、無償協力をいただいた皆様には、感謝申し上げます。 
         
         − Special Thanks (企業名のみ順不同) - 
           兜y士ボーリング、潟Aクアジオテクノ、鞄田鑿泉工業所 
           潟~サキ、おかもとポンプ 
           
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