会長挨拶
















 皆さん、こんにちは。参議院議員の足立敏之です。
 このたび、脇雅史前会長の後任として、一般社団法人全国さく井協会の会長を拝命することとなりました。誠に光栄なことであり、皆様に感謝を申し上げます。
 まずは、9期18年間、本協会の発展に多大なご尽力を頂き、6月18日の第47回定時社員総会をもって退任されました脇前会長に心から感謝を申し上げます。私としても、脇前会長のご指導のもとに努力して参る所存ですのでよろしくお願い致します。
 全国さく井協会は、昭和49年12月4日「社団法人全国鑿井協会」として設立され、平成26年4月1日に「一般社団法人 全国さく井協会」に移行しました。昭和49年以来47年間、一貫してさく井技術の向上並びに技術の伝承を図るとともに、地下水の保全・開発についての調査・研究等に取り組んで来た歴史のある団体です。これまで、井戸についての調査・研究のみならず、さく井技能士検定、地下水利用設計管理技術者などの資格制度の創設等、井戸に関する数々の技術や知識の伝承・普及のための総合的な方策に取り組み、地下水の適正な管理と利用のために貢献して参りました。
 地下水に関しては、工業用水のくみ上げすぎによる地盤沈下という公害として注目されはじめたところでしたが、表流水、地下水一体とした管理が必要であるとして、2014年(平成26年)4月に超党派の議員により、水循環基本法が制定され、関係する機関が連携して水循環として取り組むこととなりました。しかしながら、地下水の管理は法律上明記されていなかったため、前回の国会において、私も係わった議員立法で水循環基本法の改定が行われ、国及び地方公共団体の責務のもとで、「地下水の適正な保全及び利用に関する施策」が含まれることを明記いたしました。
 また、あわせて、同じく前国会において流域治水関連法が成立しており、治水の観点からも流域内における連携の取り組みが求められます。今後、ますます、関係する自治体や関係の方々と連携しつつ、流域の視点での地下水管理の適切な技術の浸透と普及が重要となってくるところとなります。
 昨年から、新型コロナウイルス感染拡大の脅威が続いており、研修、試験等の実施でも大変難しい状況となっていますが、私としても微力ではございますが、地下水の適正な利用と管理のため、全力で取り組んで参る所存ですので、引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
 結びに、新型コロナウイルスの感染防止に向け皆様のご尽力をお願い申し上げますとともに、皆様方のご健勝とご活躍を心からご祈念申し上げ、就任の挨拶といたします。

会 長   足 立 敏 之